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みんなの「ミュージカル」ブログ


1月10日パイレート・クイーン (梅田芸術劇場)

2010/01/11 01:45
2010年初観劇は東宝ミュージカル「パイレート・クイーン」です。

実はこれ、一緒に観劇する仲間が全員先行販売で当たってしまったというラッキーかアンラッキーかわからん状態だったわけです。
結局合計16枚のチケットを手にした私たち…途方に暮れた去年の暮れ。うまいこと言うてる場合ではない。
みんなで血眼になってチケットさばきをしましたわよ。
引きとってくださった皆様方、ありがとーありがとー。

でもキャスティングは凄い顔ぶれで「やーやー、東宝さん、金持ってまんなー」的な・・・(イヤらしいな)
どうしてこのキャスティングで先行販売が全部当たるんやろか・・・
とってもとっても不安な状態。

ひょっとして不発弾?
違う意味でとっても楽しみだった観劇前。
久しぶりにドキドキワクワクしましたがな。


で、結局どうだったか。

・・・・うーん、まあそんなに悪くないとは思うけど。ってものすごい上から目線やな。


とにかく物語が平坦で奥行きが無い。
どんどん、簡単な話がすすんで気がついたらハイ終わり・・・というかんじ。
一度も感情移入することなく、グッとくることなく、感動することなく。

なのに最後までまずまず楽しめて終演後「なぜか楽しかった」というのは
やっぱり出演者ひとりひとりのレベルが高かったからではないかと思うわけです。


まず保坂さん。
マンマミーアで私的に大滑りだったわけですが今回の役柄は海賊ということで少しはすっぱなかんじが
とても似合っていて適役だったかと思います。
歌もやっぱりお上手だしね。

山口さんはキングオブミュージカル!の歌声が健在で嬉しい。
あの声は他に出る人おらんわぁ。
素晴らしい存在感。
そして目に焼き付くコミカルな動き・・・・ほめてません(こらこら)
ほんとに独特な動きで目が離せない。
まあこれも山口さんが山口さんたる所以でしょうか。

ただねー、保坂さんと山口さん、年齢設定に無理がありすぎ〜
違和感バリバリでしたよ。
最後の方のふたりとも年をとっていろんなことがあって落ち着いてきた頃が
ようやくしっくりくるかんじでホッとしました。


石川禅さん。
エリザベート、マリーアントワネットに引き続き、今回も女性にふりまわされる気の毒な役柄。
つーか、禅さんのそんな役しか見たことない気がする・・・
でも今回の出演者の中で一番はじけておられたような。
おいしい役ですが、ひとつ間違えば鼻につく役になってしまう。
そこはやはり芸達者ぶりが目ほひきました。

カーテンコールでも一人おおはしゃぎで、ちょープリティー。
レベッカでまたお会いできるのが嬉しい〜〜禅ちゃ〜ん♪

今井清隆さんは安定感がある役者さんですよね。
歌も芝居も安心して見ていられました。
ラカージュの時とはあまりにイメージが違って最初戸惑ったけど・・・。

涼風真世さんはエリザベス女王なんだけど
前半、凄くトリッキーな人で涼風さんの新しい面を開花されたなと思いました。
歌い方もいつもとちょっと違って、工夫された感があって。
結構たくさん舞台をこなされているので凄くお上手になられたのねぇと
話していると下世話な友人が「私生活が上手くいってるからと違う?」って・・・たしかに。


前評判でもアイリッシュダンスが凄いとのことでしたが
たしかに見ごたえがありましたね。
迫力もあって凄かった。これだけでもお値打ち感ありです。


舞台装置もほんと豪華で、うまく幕を使って転換しているので流れは良かったですね。
しかし流れがよすぎて流されてしまったのかしら・・・とも。

まあ再演はなさげな気がするので、そういう意味じゃあ観ておいて良かったかな。
たくさんのスターを観ると言うだけでも楽しかったし。

今年の観劇幕開けとしてはまずまずの出だしではないでしょうか。


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銀座浪漫派物語・千秋楽(11/3)

2009/11/07 21:36
昨年に引き続き観劇上京することに。
憧れの博品館劇場!
なんだか上品な響きじゃありませんかー。
ここでの観劇が決まった時に興奮した私は友人へのメールに
「博物館劇場や〜」と書いて「何、展示してあるん?」と突っ込まれたわけですが。

ま、いざ行ってみると意外にコマコマとした劇場でございました。
ロビーが狭〜い。
劇場内は京都劇場の横幅をもっと削ったようなかんじで、どこからでもとても見やすそうです。

ぶっちゃけ本日の観劇のメインはゲスト出演の元OSKトップスター大貴誠さんの追っかけでございます。
ゲストっつっても5分くらいのご出演らしいと聞いてたんですけどね。
5分のために4万円突っ込んだ私を人々はアホと言うでしょう。
でも、そんなアホがもっと何人もいたんですよ〜
追っかけ道とはそーゆーものなんですねー。

で、そのゲストは客席に座ってらして、出演者の方が客席おりの時に絡んで舞台上に連れて行く・・・という趣向で。
だもんで座ってらっしゃるんですよー、大貴さんがー、私のー、斜め前にー。
すいません、舞台見なきゃだめですか?
ずっと斜め前見てたらだめ・・・だよねぇ。

ということで舞台が始まって数分後にいきなりゲスト出演場面が始まっちゃったわけです。
舞台上でピンクのパラソルをまわしながらOSKのテーマソング「桜咲く国」を少し踊られて。
出演者のかたとお話で少し絡まれて袖に引っ込まれて・・・はいおしまい。
4万円さよ〜なら〜〜(いやらしいって)

作品自体は、ん〜、こんなかんじなんでしょうね・・・という上から目線ですが。
私はあまり小劇場での小劇団のお芝居というものを観た事がないのですが、きっとこういうかんじなんだろうなぁと思ったんです。
終演後、そういうのに詳しい友人と話してたらとても同意してくれて。
大阪にはあまり小劇場がないのでなかなかこういう規模の作品にお目にかかる機会がないが、東京には小劇場がたくさんあるのでたえず町のどこかでこういうかんじの演劇がおこなわれている・・・と。
観劇好きの私にとってはとても羨ましい環境だなーと思いますが、じゃあ小劇場作品がすきか?と聞かれると・・・
あんまり興味ないかなーと。

お母さん役の安奈淳さんは小さい頃見ていたベルサイユのバラの人だ〜ってかんじで期待してたんですけど、この日は疲れてらしたんでしょうかね。めちゃめちゃセリフをかんでらして。結構カミカミの人が好きな私でさえ「ちょっとカミすぎなんじゃね?」と心配しちゃいました。
レビューのシーンに出てくる安奈さんはやはり堂々として華があってさすがだなーと思ったんですが芝居シーンでは
なんだかちょっと哀しくなっちゃいました。
ま、千秋楽だからお疲れですよねぇ。

あと、期待していたすまけいさん。
こういう朴訥とした演技派は大好きなんですが。
前半はちょっとセリフが聞き取り辛くて・・・アドリブみたいにモゴモゴと話されるのが特徴なんで特にそう思ったのかな。
後半はさすが演技派!的な絡み方で感心しました。

3人娘の長女が元OSK男役の萌川菜さん。
在団当時と全く同じスレンダーで美しい体型にびっくり。
レビューシーンはお手の物。キレのある美しいダンスにうっとり♪
バックダンサーの女性が4人いらしたんですが、その中の1人も元OSK娘役、森野木の香さん。
萌さんと森野さんが組んで踊られるシーンがあったんですが、もうこれはNewOSKが甦るというか、私の夢の時代に戻れるというか…感動ものでしたよ〜。ちゃんとリフトとかもあってさー。男性のダンサーさんもいらっしゃったんだけど、ここはもう女だけで結構ですっ!みたいな。

当たり前のことなんだけど萌さんがあまりにも美しいレビュー体型なもんであとの2人のかた、次女と三女のかたなんですが、変に目立っちゃって…なんだか気の毒で。
特に三女はダンサー目指してアメリカに修行に行くという設定なもんで、いいの?それで?的な残念さというか…。
いっそのこと長女も残念な体型の役者さんを使ったほうが全体的にはまとまったんじゃないの?とか。

長女は男っぽい女性ということで、なんだか萌さんが「がなっている」という印象ばかりが残ってしまいましたが。
これはわざとこういう役作りにしたのかな〜、もうちょっとおいしい役柄なはずなんだけどなー…と。

不満を言いつつも最後まで退屈せずに見れましたしお客さんの中には鼻をすすってらっしゃるかたもチラホラいらっしゃるようでしたし、それなりに楽しかったですよ。
しかしまあ、この日の目的はゲストの追っかけと言う不純な観劇者の言う事ですから全くあてにはなりませんけどねー。そもそもちゃんと舞台、観てたのかよっ!ってことで。


その後、場所を移して大貴さんのお茶会に出席。
わーわーわーわーわーわーわーわー ←めちゃめちゃ楽しんでる様子。
在団中は好きすぎて「こんにちは」の一言すら言えなかった私ですが、ちゃんと目を見て「こんばんは」と言えるようになっていました。大人になったなぁ…自分。

私のスターはお茶会の終了後、お見送りの最後の最後の最後まで笑わせてくれて…いや、レビュースターですけどね、お笑いが得意なかたなので、体を張って笑わせてくださって、堪能度150%でございました。
この夜は「大貴誠に乾杯〜♪」という仲間内でのいつもの儀式を4回くらいやりまして〜ご機嫌なお江戸物語でございました〜。

いや〜、よかったわ〜、大貴誠物語〜。
タイトル変わってますけど…。

画像

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エリザベート (梅田芸術劇場)

2009/01/17 23:59
エリザベートという演目を観るのは宝塚も含めると6パターン目くらいだったと思う。
初めて観たのは井上芳雄くんがルドルフで衝撃的に登場したパターンの時だったから。
その井上君が今では押しも押されぬミュージカル界のプリンスになっているのだから随分時は流れたということか。

もうそんな長い時期、キャストや演出を変えて公演されているエリザベート。
もう作品として完璧に出来上がっているな・・・というのが今回の一番の感想。
今回、かなり演出が変わっていて驚くシーンもいくつかあった。
そりゃ人も時も変わってるんやから演出家の考え方も変わって当然だわな。

ただずっとかわらないのは音楽の素晴らしさ。
どの歌もいい音楽で、歌詞もとてもわかりやすくて、この音楽があるからこそスッと無条件にエリザベートの世界に入っていけるのだと思う。


さて、今回もいろいろなWキャストを組んでありますが、私が絶対このキャストで!という日の梅芸先行予約では友人含めて3人で申し込んで2人落選、1人だけなんとか当選という人気の日。
よかったよー、この日当たってさー。
観たい人がいっぺんに観れてご機嫌じゃん。

座席は3階の後ろを残しては満席。
すごいなぁ、何度も何度もリピートする人がたくさんいる作品は強いわ。
そういう私の一緒に行った友人の1人もエリザベートの世界にどっぷりハマってしまって毎公演、3〜5回は観るらしい。気持ちはわかる。今回、時間さえあれば私ももう一回観たいもん。


さてさて、エリザベートは涼風真世。
どうしても一路真輝のイメージが強いこの役をどう涼風風にするのか!

えーっと…凄い細いです。ってそこかよってかんじですが。
華奢で胸がペッタン・・・あわわわ、どこをオペラグラスで観てるんだか。
エリザベート的に美しいか美しくないかといわれれば美しいです。
ただやっぱり少しインパクトに欠ける気もします。
歌は文句なし。高い音から低い音まで正確にきれいに出されて気持ちいいです。

私はこのかたの宝塚二番手時代をずーっと観てましたから「あの三白眼のカナメちゃんがこんなに立派な女優になって…」という親心的な目で観てしまって…嬉しかったの〜


山口祐一郎さんはやはり天才でした。
ささやき声が歌になって心を酔わせるんですよ。まじで酔いますよ。
そんな技が使えるキング山口。素晴らしすぎ。
少し痩せられましたね。でも充分大きいですけど。
いつもの妙なタテノリがなかったです。なんでやめたんだろ?誰かが何か言ったのかな?変ですよって…あわわわ。でも好きだったのにー。

しかし、私の見間違いでなければキング山口が踊ってましたね。
結構激しい踊りを・・・踊ってた。これはレアだ!
初めて観た〜と思いそうになったけど実は私はキング山口の四季時代、キャッツのタムタムラガーを観てるんだよなー。踊ってたはずだよなー。今となってはあれも大変レアだったと思える・・・。


そしてそして!絶対観たかったフランツの石川禅さん。
MA(マリーアントワネット)で哀しいルイ16世を観てからすっかりファンになった私でしたが、今回もちょ〜ファンモード全開〜。
若い頃のフランツはちょっとイケメン風のつくりで「いやっ、禅ちゃんってイケメンやーん」と悶えてしまったけどもしかしたら勘違いかもしれませんけど。
とても若々しくてハツラツとしたマザコン男・フランツを好演。
そして年を取ってからの哀しい哀れな国王・・・こっちのほうがやっぱり得意だろーなーと。
私がいつも一番心を揺さぶられる一曲「夜のボート」
禅ちゃんと涼風さんのデュエット、素晴らしかった。
歌の上手い人同士のデュエットってほんとにいいですね。

そういえば山口さんと涼風さんのデュエットもそれはそれは素晴らしいものでした。
客席からうなるように巻き起こる拍手の渦、その中に自分も座っているという興奮、感動。
ミュージカルの醍醐味やなぁ。

そう考えてみると涼風さんの声はいろんな人に添いやすい声なのかもしれませんね。

話を戻して、禅ちゃんはMAの時も今回も奥さんに振り回されて最後はとってもかわいそう…という役。
終わってから最初に私の口をついて出た言葉は「禅ちゃんっていつもかわいそう・・・禅ちゃんって幸せなんやろか(泣)」公私混同もはなはだしい。心配してあげなくても幸せなはず。


高島政弘さんのルキーニは完璧。
もうこの人以外にルキーニは考えられない。っていうかこの人、ほんとはルキーニなんじゃないの?←頭ん中ぐしゃぐしゃになっとります
もうね、高島ルキーニに名前を変えたほうがいいと思うの。
汚らしくていやらしくて小ざかしい…そんな役を素晴らしく魅せてくださいます。
「キッチュ」の歌は今でも私の頭の中をぐるぐるぐるとまわっています。
この世はキッチュだよなぁ、私もキッチュなのか・・・と歌ってるうちに凹む歌ナンバーワンです。

ゾフィーの初風諄さん。宝塚ボーイズでの素晴らしい演技とお歌が忘れられず期待してたんですが、ちょっと…。
お声が合ってなかったというか。
宝塚ボーイズでのいいおばさんというイメージが私の中で強すぎるのでしょうか。ゾフィーのキツくて怖いイメージとは少し離れていたので。きっと地が優しい人なんだろなぁ…と、これは想像ですが。
少しお疲れだったのかなーという気もします。

あ、あとアンサンブルが素晴らしかった。
ミュージカルはアンサンブルが命…というのは最近ようやくわかったことなんだけど、まさしく!といったアンサンブルでした。

とにかくそうそうたるメンツというのは、こういうことを言うんだろうなぁというキャスティング。
贅沢な贅沢な3時間でした。満足。

カーテンコールはオールスタンディング。
最近やたらとなんでもかんでもスタンディングする傾向にあって大変苦々しく思ってたんだけどこれはもう納得でしょー。鳴り止まなかったもんね、拍手がね。でもってオーケストラの指揮者さんの煽りが凄いの。素敵な音楽にも煽られて、もうワーワーワーってかんじね←興奮してるらしい

れいのエリザベートフリークの友人曰く「私、この指揮者さん好きやね〜ん」
あんた、濃すぎっ!


エリザベートという女性の生き方、考え方にはあまり共感できる部分はない。
トートという存在も正直、ピンとくるものではない。
だけどエリザベートという演目はめちゃめちゃ好きだ。
次回は誰がエリザベートだ?そろそろ子育てがひと段落ついた一路エリザの復活か?
それとも最近宝塚を退団したようなかたが新に現れるのか。
エリザベートは絶対に歌がめちゃめちゃうまくなくてはダメダメです。
そして第二の条件として、めちゃめちゃ美しくなくてはいけません。
前半のラストで強い女に生まれ変わったエリザが階段の上から降りてくるんですが、その時に光り輝いているか!観客が息を呑むほどのオーラがあるか!これです。
やはり一路さんはこのふたつを完璧に満たしておられる。
涼風さんもまあクリアされてますね・・・偉そうに言うなって。
今回のWキャストのAさんはどうなんでしょうかね。とっても興味がありますが観に行く気にはなりません。表向きではない感想が聞きたいものです。
トートのWキャストのTさんも大変興味がある。観たい。安いチケで・・・こらこらっ


終演後、観劇仲間たちに「あなたが演じるならどの役?」って聞いたらみんな口を揃えて当然のように「エリザベートやん」と言ったのが可笑しかったんだけど、まあ普通そうだよね。
私?トートかな・・・。要所要所で出てきておいしいところをグルリンと持っていってしまうという、出番が少なめだけど主役級なおいしい役だと思うからね・・・ってやらしい考え方やなぁ。
次回の公演を楽しみにしています。

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【観劇】ミュージカル RENT  (シアターBRAVA)

2009/01/09 23:59
今年の初観劇は大衆演劇ではなくミュージカルでした。
予想外だ…


RENTは以前映画でやっていた時に観たいのに観損ねた作品。
メタルマクベスでその魅力を垣間見た森山未来くん主演という事で期待大!

観劇前にリッチにホテルでランチ。
こういうの久しぶりだ〜テンションあげあげ〜
ま、クーポン持ってたから行ったわけですが。

で、劇場に入って感じた事。「若っ! 」
最近よく行く大衆演劇だとまだわりと「ピチピチオバハン」の部類に入る私だけど、今日はどう見ても平均年齢を上げる原因のひとりになっている様子。
いいもん。そんなことでめげないもん。
ノリノリで行くぜ〜、ヤングでエンジョイでバッチグー!(全部死語)


と、始まったRENTでしたが。
正直に言うと、前半は全くついていけなかった(号泣)
むつかしーーー。
ねーねー、あんたたちって今なにやってんの?状態。

まず歌詞が上手く聞き取れない。
これは席がかなり後ろだったので音響の関係なのかなぁと思ったんだけど
ちゃんと聞き取れる人は聞き取れるので、やはり歌い手の技量かなと。

その聞き取りやすさナンバー1で、とってもステキな歌声の持ち主が米倉利紀さん。
とてもソフトな優しい声なんですが、ちゃんと歌詞も聞き取れて、気持ちのいい歌声。
私は存じ上げなかったんですがもうデビュー15年の歌手だそうです。
今回の一番の嬉しい出会いでした。
彼のCD買ってみようかなぁ…とまで思わせてくれる出会いでした。

森山くんは少し昔の映像のイメージだったんで、その頃よりかなりスマートで華奢なかんじでびっくり。
Kさんは韓国の美しい歌声の歌手・・・というくらいしか知識がなくて。
確かにお上手でした。
あとのかたは、ほんと遠いのと、最近コンタクトがあってなくてよく見えないのとで、誰が誰だか・・・。

ストーリーにしてもキャストにしても、もう少し下調べしてくるんだったかなぁと反省。
出来るだけ下調べなしに観るようにしてるんですよね。
人の感想とかも観る前には極力読まない。
でも今回はそれが裏目に?


で、20分の休憩。
観劇友と「日本語やった?」「ストーリーってあったん?」「??」「???」
という会話を交わしました。


後半。
おおおーー、ようやく話が見えてきた。
一言で言うと若者たちの苦悩・・・ですな。
同性愛者の男性カップル、女性カップル、愛し合っているのに彼女がエイズで死に行くカップル・・・
それぞれの愛と苦悩ですか。

後半始まって少し、Kさんと森山くんの二人で歌った「RENT」(多分この歌だと思う)
これが素晴らしかった。熱唱やったね。
それまで、わからんわからんと固くなっていた私のハートがじゅわ〜っと溶けて柔らかくなっていくのがわかりました。

このお話の一番のポイントはエンジェルというゲイの男性。
彼の存在が他の若者たちを絆で結びつけ、本当にエンジェル的存在として若者たちに影響を与えていく。
そんな彼もやはりエイズで神に召され、またその事が最後の最後に彼らを家族のように結び付けることになる…。
そんなかんじでいいんでしょうかね・・・書いてて自信ないけろ。


エンジェルが死んでからの米倉さん扮するエンジェルの彼氏の歌や女性カップルの自我を押し付けあいながらも愛を求め合う歌や・・・ひとつひとつに意味があることがやっと見えてきてひきつけられました。

うーん、こういうことを理解した上で見ないと、到底前半は理解できんでなぁ…と今も思う。
まあ私にとってこの作品は後半だけで一作品とみなします・・・というかんじなんですが。


帰宅後、you tubeでいろいろ見るとRENTの名曲がたくさん聴けました。
ああ、これ聴いたでなーと耳に残っています。
いい曲がたくさんあるのね。もう一度ちゃんと聴きたいな。

というか今、猛烈にRENTの映画版が観たいです。
きっといい作品だと思うの。

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AKURO 悪路 TSミュージカル

2008/11/30 23:59
今回の劇場、新神戸オリエンタル劇場は初めて行く劇場。
思っていたより遠くなくて行きやすかった。
劇場内は上品でシック。座席も座り心地がいいし、なんといってもほとんどの列に段差がついているので前の人の頭を気にせず見やすいのが嬉しい劇場でした。
舞台の大きさもちょうどいいかんじだし、凄く気に入った!


2月に吉野圭吾さん狙いで行った「タンビエットの唄」に、脳味噌の中までビビビーンとやられてしまった私でしたので、この「悪路」の再演が決まった瞬間大喜びだったわけです。

なんせ初演の評判が目茶苦茶いいんですなー。
あんまり前評判を鵜呑みにすると痛い目にあうことも多々あるんですが、そこはTSミュージカル主催者の謝先生を信じて・・・。
信じてよかった〜。この人もやっぱ天才だよっ。
って、最近舞台を作る人全部が天才に見えつつある私ですが、脚本演出振り付けが出来てそれが人を感動させるってやっぱり天才ですよねぇ。

今回は吉野さん狙いだなんて言いません。
そりゃあ出ておられればそれはそれで嬉しいですけど。
ま、やっぱり素敵だったんですけどね。
スピーディーで綺麗に、そして威厳もある…そんな動きが要求される悪路という役柄でしたが、さすがダンサー吉野!
きっちり魅せてくださいました。唄も頑張ったよね。

私の今回のヒットは主役の坂元健児さん。
歌声がキーーンッと耳に響くかんじで私好み。
声量もたっぷりでずーっと聞いていたいくらい好き。
パンフで見たら元四季のかたでした。
ライオンキングのシンバ役だったとか。
そう言われれば四季っぽい唄い方かも。

お芝居は超自然体で、割と軽い感じの男を演じてらして、いいのかなぁこの役作り…と思って見てたんですが、後半はこの役作りが功を奏したと思います。
あぁ、またいい人見つけちゃった〜♪

あと、白い鹿というセリフのない役なんだけど藤森真貴さん。
踊りが綺麗のなんのって、あんなの観たことない。
舞台転換のつなぎに踊られたりするシーンもあったんですが、あの踊りだったら舞台転換15分とかでもいいっすよなんて思っちゃいました。
これもパンフで見たらダンスカンパニーの主催者とのこと。
そら上手いはずや・・。

というように、出演者おひとりおひとりが凄いわけです。
あちゃちゃ・・・っていう人が1人もいないのよ。なんで?
大きな興行、いわゆる商業ミュージカルでは必ずあちゃちゃなんだけど客が呼べるので、とかネームバリューがあるので、的な人がキャスティングされてたりします。
ここはそういうの皆無。考えらんない。
唯一、神田沙也加ちゃんが不安だったわけですが、あまり唄のない役立ったのも幸いしていいかんじでした。
はかない薄幸な、そしてピュアな盲目の女性を上手く演じてらしたと思います。

そしてさすがに振付師の謝先生の舞台!と思わせてくれるのがダンス。
振り付けがかっこいいの。
そしてそれをお上手な方々が踊るのでビシッビシッと決まる。
気持ちいい〜。
アクションミュージカルと言っても過言ではないと思います。


内容ははっきり言って、よくぞこんなうっとおしいお話をここまで上質のミュージカルにしたわねぇというもの。
話の内容やセリフが若干難しい上に、ミュージカルだからほとんど唄での説明となるので、もしかしたらミュージカルを見慣れていない人はちょっとしんどかったかもしれないなーと思います。

私もじーっと聞いて見てる時はいいんだけど、ちょっと「こないだの宝塚ボーイズのデカパン姿の吉野さん、かあいかったな〜」なんて思っちゃうともうダメ。あわわわ…今なんて言ったの?しまったぁ〜なんてことになります。

でもね、じーっと見てるとドキドキしたりハラハラしたりじーんとしたりえーー!って怒ったり・・・
踊ってくれたり唄ってくれたりお芝居してくれたり・・・ミュージカルってええなーと改めて思いました。
別に劇中で歌わんでもええやんって人もいますが、「歌」ってセリフや表情以上に語ってくれるんですよね。
で、メロディーにのることで見てるほうの気持ちも「あぁここは感動するとこや」「ここはハラハラするとこや」ってわかりやすいというか、心積もりが出来るてノリやすくなるというか、心の場面転換がしやすいというか。


お話は、戦争のおろかさ、そして人を信じる事の尊さを描きます。
信じる事は怖いけど信じてみなければ何も変わらない、何も始まりはしない・・・

ほんとに人を信じる事は怖いと思う。
だけどそれは今の時代の怖さ。この時代には多分私が抱く怖さとは違う怖さがあったはず。
信じる事は命をかけること・・・それくらいの思いで人を信じなければならなかったはず。
それが戦争の中で生きるということだろうと。

ひとりひとりの男たちがその恐怖と戦いながら、主人公を信じてみる勇気を持っていく。
そしてその思いは戦争をやめよう!普通に生きたい!という気持ちを生み、そのために最後の望みをかけた戦いの場に挑み散っていく・・・。
最後の最後に次の新しい時代への新しい命を身ごもった女。
「坊やの父さん、偉い人・・・」と唄いながら、生きていく事を強く誓う。
いつの時代も新しい時代を作り育むのは女である・・・というエンディング。

これは見て損はなかったですね。
TSミュージカルってどうしてCD出さないんだろう・・・。
タンビエットもそうだったけど、とってもいい歌が多いです。
帰ってからもう一度聞きたいと思わせる歌が多かった。
今後のTSミュージカルに期待です。



追記
後日、教えていただきました。
脚本は謝さんではなく大谷美智浩さんという役者兼脚本家のかただそうです。
わたしゃパンフの何を見てたんだ・・・というかんじですが。
このかたは、役者としても脚本家としてもいい作品に出たり作ったりしておられるそうで
今後、このお名前に注意して見ていたいと思います。

こういう事、教えていただくととっても勉強になって嬉しいんですよね。
またよろしくお願いしま〜す



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ミス・サイゴン

2008/07/23 00:00

初めて「観劇のために上京する」という、普通の主婦らしからぬ偉業を成し遂げた(違)
と言っても私のまわりには「観劇のために来阪する」という主婦がごろごろ居るので気分的には「ようやくデビューできた」というかんじ。

目的は「ミス・サイゴン」。
これは帝国劇場と博多劇場でしか上演できないらしいと聞いていたのと、大好きな市村正親さんが今回でエンジニアを卒業されるということで、もうこれは観とくしかないでしょ!!!と思ったのでした。

なぜに大阪では上演できないのか。
本物のヘリコプターを使うから、舞台の高さがOKな劇場が大阪にはないらしい。
・・・とほほほ・・・大阪・・・・残念な都会だよっ、まったく。

で、ヘリコプターね。
降りてきましたわ、舞台の上のほうから。
ぱたぱたぱたぱた・・・まじで飛んでるでー。人も乗ってるでー。
何しよんねん、まったく!
ブロードウエイが好きそうな技や・・・えーー!今、世界中で本物使ってるのは日本だけ?
見といてよかったよ・・・
と、まるでヘリコプターを見に来た人のようになっておりますが。

お芝居はもちろん見ごたえ満点。
ミュージカル好きにはたまらん「台詞は歌のみ」バージョン。
このバージョンは歌が下手だと目も当てられない。

市村さんの歌は、そりゃあ昔のような声の張りや声量はなくなっている気がする。
でもそれをカバーして、それ以上に聞かせる技があるね・・・と偉そうに。
市村さんの歌を聞いているだけで濃い〜お芝居を観ているかのような・・・ドラマの詰まった歌を歌われます。
そこが好きなの。ミュージカルスター市村正親は市村さんにしか出来ないの。
だからおかしなテレビドラマは出て欲しくないの・・・・と個人的要望も盛り込んでみる。

ただ、「アメリカンドリームをつかみたい男」という設定は、もう無理があるなぁと思ったのも事実。
だから卒業は正解なのかも。惜しいけどね。
くっそー、も1回市村エンジニア観たいぞー!

エンジニアという、したたかで意地汚い、そのくせ小心者のいやらしい男。
うまいなぁ、こういう役。すっごくいやらしかったもん。
アメリカンドリームつかませてやりたい、なんて思わなかったもん。
でもちゃんと哀しい男だなぁ・・・とも思わされた。
そういう国、そういう時代に這って生きることの哀しさ。
見終わった後、心にシミのように残るエンジニア。


キムの新妻聖子さんはかわいい。顔がかわいい。すき。
で、もちろん歌もお上手。恋愛時代はキュートな若い姉ちゃんだったのが子供を生んでからは必死で生きる母親になって・・・顔つきも変わって全体の感じもかわって・・・うぬぬ、おぬし出来るな、というかんじ。
クリスの照井裕隆さんは声がとてもタイプの声で聞いてて気持ちよかったんですが、先日テレビで井上芳雄さんがクリスで歌っておられるのを聞いたら、やっぱり井上さんでも観てみたかったなぁと贅沢な事を言ってみる。

今回の一押しは岡幸二郎さん。
今更私が一押しするのはおかしいほどのミュージカルスターですが、私はちゃんと意識して拝見したことがなかったのでめちゃめちゃ楽しみにしてたのでした。
ジョンがはまり役。それって地ですか?ってほどの誠実さ、真面目さがあふれてました。
二部幕開けでのソロ歌。素晴らしい。ほんとに募金しちゃいそうになりましたし。
バックで流れる子供たちの映像が悲しい。
この悲しい子達を作ってしまった責任の一端が自分にもある。
そういう思いを抱いてこの先ずっと生きていくんだろうな、ジョン。


やはり私も子の親だから、キムが命をかけて子の将来を、幸せを確かな物にしてやろうとした気持ちが痛いほどわかる。きっと私がキムだったら同じ方法を選んだのだろう…と密かに思う。
だけど私はこの時代もこの国も戦争も知らないから、本当のキムの想いはわからないのだろうとも思う。
銃声がキムの叫びと祈りに聞こえて涙が出た。

クリスも苦しんだのだろう。
本当は戦争がすべて悪いのだろう。
だけどそんなことは百も承知でやっぱり言いたい。
男は勝手だ。
いつも自分のことが一番だ。
これは男は母には決してなれないという一番の理由だと思う。
(と、書いていてもうすぐ市村さんがラカージュオフォールのジジを演じられることを思い出し皮肉に思った)

こういう母や子が実際、世界にはたくさんいるのだろうと思うといたたまれない。
戦争の爪あとはなくなることはないのだと思うと、本当に月並みな言い方だけれど戦争を憎む。


あぁ、やっぱり観て良かった・・・と心から思った。
いつかどこかで見る機会があった時「このエンジニアをどうして市村さんで見ておかなかったんや」と後悔すると思うから。
話の後味は悪くて、帝国劇場は冷房が効いていないせいもあって、ジトーッと嫌な汗をかいたけど、観劇したぞ!という満足感はこの先も忘れないだろう。


カーテンコールでの市村さんはいつも通りとっても元気でオチャメで。
やっぱり元気な人はいろんな意味で面白くて目が離せないなぁと思った。



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夢組リサイタル 酔恋 

2008/07/05 00:00
随分以前から、その高い評判をずっと耳にしていて観たい観たいと思いながらも、日程が合わなかった「はやみ甲ダンスカンパニー」公演。
ようやく観れました。もうそれだけでも目的達成感…。

今年の1部は「酔恋」
中国物だそうな…。
私は実は中国物って苦手なのです。
だもんで聞いた時に「あ、ちょっと失敗したかも?」と思ったんですが
やっぱり先入観だけで「観劇する、しない」を決めたらあきません。
全然、中国物ってかんじがしなかったです。

よう出来たお話や・・・。
引き込まれて一気に見てしまいました。

王の座を狙う王の叔母の悪巧みで、殺された王の婚約者・・・気が狂って国を治めることが出来なくなってしまう王。
その婚約者に似た女性が登場して王を支え愛し合い一件落着・・・というようなお話。
すごくハッピーエンドでみんなが幸せになってよかったねーー・・・おいっ!殺された婚約者だけがババつかみやんっ!と、気の毒になるのですが、実はこの婚約者と婚約者に似た女性は同じ役者が演じてます。
だもんで、「まっいいか」と思えちゃう。
そこまで計算して作ったのか?そうなのか?恐るべし、はやみ甲。
はやみ甲さんって元々ダンスの大先生なんですよね。
私の元ダンサーの友人が、昔教えていただいていたそうで、凄い凄いと昔から聞いていたんだけど、脚本演出までこなされるとは。
しかも面白かったのよ。

で、この二役の女優さんが元OSKのスター若木志帆さん。
何をやってもそつなくこなされるので安心して見せて頂きました。
OSK退団後、私は初めて拝見したのですが、「若木志帆」になられたなーと思ったのです。
私が見てきた若木さんはOSKの若木さん、いつも男役さんをがっちりと支えるトップ娘役の若木さん、いかに男役さん色に染まろうかとする若木さんでした。
この日の若木さんは違ったなぁ。
ひとりの女優「若木志帆」さんでした。
そういう意味では、これからの飛躍がほんとに楽しみなかただなぁ。
いいお仕事をされてほしいと心から思います。

そして初瀬みきさん。
このかたも元OSKの男役さん。
私は生舞台を拝見するのは2度目。
前回はそんなに印象に残らなかったんだけど、今回は「お〜〜」でした。
退団されてもう随分になるのに「初瀬さん、初瀬さん」と耳にするそのわけを納得。
ダンスがいちいち綺麗です。気持ちいい。
お声がちょっとかすれ系でお芝居の時は聞き取りにくさも感じたんですが、ショーの歌ではそのハスキーボイスがかえって良かったし〜。
私のタイプではないんですが、凄さは充分に伝わりました。

そして、タイプだったのがぁ「碧海りお」さん。
もちろん男役さん。
写真のお顔はノンノンタイプだったんですが、実際の舞台でのお顔はもっとかわいくて素直な好青年ってかんじ。
きゃーきゃー、男役好きの血が騒ぎましたー。
でもこのかた、OSKでも宝塚でもなくはやみ甲カンパニーの男役さんだそうです。
今後の舞台にちょー期待〜、行っちゃう行っちゃう〜(ギャルオバ)

元宝塚の未央一さん。
結構年配の方です。
最近、このかたの名前をよく目にしまして・・・
大衆演劇の劇団花吹雪の宝塚ショーの演出、振付をされているらしいです。
このかたがお芝居にいらっしゃるのとそうでないのとでは、随分かわっただろうなと思いました。
やっぱり年を重ねた方というのは舞台には絶対に必要だと心から思いました。
すっごくいい味出してらしたなぁ。
ショーでも初瀬みきさんと碧海りおさんを従えて客席を沸かせて下さいました。
歌もシャンソンがステキ。でも・・・・ダンスは・・・いいかも(こらっ)


その他の方々も「ちょーダンサー」
すべてがビシッビシッと決まる。
気持ちええ。
私もはやみ甲ダンススクールで練習して夢組に入ってここで踊るっ!って思いました。
踊れない、はいれない、出れない・・・笑うしかない。


いやぁ、ほんとに行ってよかったです。
次の公演も絶対行きたいぞー!と自然に思えましたもん。

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タン・ビエットの唄

2008/02/06 00:00
むむー、ごめんなさい。
軽い気持ちで、ちょこっと見ようかなー…とか思って行きました。
観劇友が「吉野圭吾さんが出てるから見たい〜」って言うから「ほな行こか〜」ってかんじで行きました。

いやー、すいません。そんな軽い気持ちで行って…。
めちゃめちゃよかったです。

唄も踊りも芝居もレベル高っ!
演出もわたしはすごく気に入りました。
暗い内容なのに飽きないのは、節目節目に踊りが入ってメリハリが付いていたからだと思います。
舞台装置もシンプルなのに、上手く見せるなぁ…。
迫力があったり優しかったり。


安寿さんってあんなに歌える方でしたっけ?
いや、失礼な言い方になるかもしれませんが、わたしは宝塚時代よりずっと素敵だと思いました。また別の舞台でお目にかかれたら嬉しいなぁと素直に思いました。

畠中洋さんってテレビではよくお見かけするんだけど舞台では初めてで驚きでした。
ハッキリ言って畠中さんの素晴らしさがこの舞台を一層盛り上げていたと思います。
芝居はもちろんですが、声もいいのよねー。

土居裕子さん。ずーっと見たくて聞きたくて機会を待ちわびてきた甲斐がありました。
素敵な歌声…歌に芝居心があるのね。
さすがに噂のミュージカル女優なだけあるわー。

もちろん吉野圭吾さんは、ちょーラブリー。
かっこいいのよねー。後半は迫真の演技で大熱演。
畠中さんとの掛け合いが心に響いてきてものすごくよかった。

戦争が人の心に落としていったたくさんの重い陰を真正面から扱った内容で
とっつきにくいかんじもあるけれど、私は全然「くっら〜」「むづかし〜」って
気はしなかったです。
その大きな要因は、歌と踊りと芝居の比重がものすごくよかった…私の好きな比重だったってことかな。
そしてそして、役者さんたちの「芸」がすごすぎて、目を離す暇がなかったってことと。

あの迫力の舞台は16人の出演者だったんですよね。
カーテンコールで勢揃いされてびっくりしました。
もっと出てらっしゃると思ってましたから。

カーテンコールでも主題歌を歌ってくださって嬉しかった〜
もちろん帰り道は頭の中は「タ〜ンビエ〜ッ〜♪」の大合唱でした。
そうそう、歌がどれもいいんですよね。
その中でもこの主題歌は秀逸でした。

TSミュージカルというのは謝珠栄さんが主催してらっしゃるんですよね。
メイドイン日本のミュージカルを!という熱意が伝わってくる作品でした。
また是非、謝さんの作品を見てみたいという気になっています。


いい物を観た帰りは、ほんとに楽しい気持ちになるんですよね。
ビールも美味しい(おいおい)
いい1日だったなー。生きててよかったなー。そんなかんじ。

今年の観劇は今のところ4勝1敗です(笑)
まずまずの観劇イヤーで嬉しいなー♪

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ファントム

2008/01/23 00:00
うお〜っ!久々の失敗〜。
よかったよー、3階席で・・・。

実感したことはミュージカルというのは歌がすべてだということ。
歌える人がほんとにいないって致命的。
主役と相手役は問題外。
しかも台詞まわしや発声が舞台用ではない。
3階席では聞き取れないところが多々あった。
お父さんもなんとかならないのかしら…せめてあの最後の歌だけでも…
カルロッタは上手いけどミュージカルの歌い方ではないです。
しかもあれっぽっちしか歌わせないのは本当にもったいない。
伯爵も…ちょっと調子悪かったのかしら…。

よかったのはアンサンブル。
これが舞台を支えたのではないかしら。
でもそのアンサンブルもあまり活用されなかったし。
姿月さんの歌は…唯一癒された。素晴らしい。
よくぞ映像だけでも出演してくださったというかんじ。

演出も暗転多すぎ。
ぶちぶちと切れるしサイレントなシーンの間が悪い。

作り手側がミュージカルを甘く見て作ったんじゃなかろうか、と邪推してしまう点が多々あった。
主役の役者のファンがたくさん観劇されていたようで、ミュージカルは初めてというかたも多かったのではないかと思う。そういうかたたちは贔屓の役者を生で見れて幸せな舞台だったと思うけど、ミュージカル好き観劇者的には「ミュージカルをなめるなよ!」という不快感すら残る。

ま、たま〜〜にハズレの舞台に出会うというのも舞台好きには楽しい瞬間ではあるんだけどね。
何度も続くと怒りまっせーというかんじ。

とにかく、せめて歌える人を主役にしましょう。
どうしても無理なら、歌える脇をかためましょう。

今日の唯一の収穫は「阿部よしつぐ」さん。
谷ショー似の男前で歌声もバッチリ!
また違う舞台でお目にかかれることを楽しみにしています。


(於 梅田芸術劇場)


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