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zoom RSS 劇団 近江飛龍 (昼の部)

<<   作成日時 : 2008/09/22 00:00   >>

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どういう魔法なんだろうか…
この人が出てきただけで…本当に顔を見ただけで
「近江飛龍さん、だ〜〜〜いすき〜〜(でっっかいハート)」
と思ってしまう。
昨日も好きだったけど今日もやっぱり好き〜〜
と思ってしまう。

いや、あんたまだ二回しか見てませんから…。

そんな気にさせてしまう近江飛龍座長はやっぱり無条件で凄い!と思ってしまうわけです。


この日のお芝居はキリシタンのなんとか…(覚えとけっ)
飛龍さんは主役のかっこいいお奉行様・・・なのにどうして顔をちょっと変に描いているのか・・・。
途中も、やらなくてもいいボケを嬉しそうにかます。
「今日はワシは出番が少ないのじゃ」「何かやらぬと寂しいのじゃ」
そういうキャラの人ですな。コテコテの関西人です。

でも最後はきっっっっっちりと大泣きさせてくれました。
ぼろぼろ涙がこぼれちゃいました。
「やるなー…」
どうもお笑いの印象が付きまとう飛龍チンですが、やる時ゃやります。

自害して腹を切った後、最後の力で初めて会った息子を抱き寄せようと縁側から転がり落ちます。
その転がり落ち方が、物凄く格好悪いんです。
だからリアリティーがある。
本当は人はこんなふうに格好悪いんだ。そして一生懸命の美しさ、力強さを感じさせてくれます。


この劇団の強みは、若い座員もみんなお芝居が上手なことだと思います。
近江春之介さん、大輔さん、小竜丸さん、美佳さん・・・
みんな与えられた役をきっちりとこなしつつ、自分がおしいしい所は逃さないという座長直伝の味も感じます。

そしてこの劇団はピンマイクをわざと使いません。
舞台端に備え付けられた3個ほどのマイクで演じます。
ハッキリと大きな声で演じなければ伝わらない。
真剣みを感じるから、客も必然的に真剣に観る。
座長らしい勝負師的なやり方だと思います。


この日の口上で、お客さんから差し入れの「カレーみかさ饅頭」というのがありました。

そんな「ネタとしておいしい物」は逃さない飛龍チン。
「なんやこれ〜〜〜、食べよ、食べよ、今すぐ食べよ、みんな出ておいで〜」
と、若い衆を呼び寄せます。
「さあ食べ!」と言いつつ自分は見守る。こらこら・・・
どうもゲテモノ的な物は苦手の様子。

最後は食べましたけど「うえ〜〜〜っ、オレ、これ無理っ」とマジでえずいてました。

みかさ饅頭の甘い皮の中に辛いカレーが入っているらしい。
ち、ちょっと怖いかも。
大輔くんは「オレ、全然平気っす」とパクパク食べてます。
イメージどおり!(笑)

「けど、うまいうまいって食べてたらCMの話、来るかもしれんやんな。
皆さん、うまいって食ってたって言いふらして下さいよー」
っていう発想もほんとに関西人的。いやらしいねん・・・そういうとこが好き(笑)

芝居でだぁだぁ泣きして、口上でヒーヒー笑って・・・さあいよいよショーだ!

相変わらずのインパクト勝負。
原色の着物にキラキラの髪飾り・・・飛龍チンにしかできまへんわ。

偉そうな言い方ですが、芸はとても荒削りだと思います。
いや、わざと荒削りにしているのかも。
そしてそこがこの人の独特の魅力になっています。

若い子たちも、のびのびとやっています。
小竜丸くんがとってもかっこよく扇子で踊っていたんですが、ポトリと扇子を落としてしまいます。
彼はありゃりゃ〜という顔で笑って、扇子のないまま今まで以上にダイナミックに踊ります。

「失敗してもええやん。怖がらんとやってみー」
そんなふうに指導している座長の顔が浮かびました・・・ってこれも妄想ですけど。


今回、最後の総踊りの時に舞台装置が誤って落ちてくるという事故がありました。
美佳さんが猛烈に怒って舞台裏に抗議して・・・舞台上も客席も騒然としたんですが、座長が出てきて「じゃあ、予定にない事をしよう!」と言い出します。
客席は大喜び。座員さんたちは「えーーっ」なんて動揺しています。またその姿を見て客はワクワク・・・。
座長の大きさを感じました。

結局その予定外の事とは、踊りながら座長が「大輔、上手で踊って春之介、客席で踊る」とか「小竜丸、客席に投げキスをして、全員でしこを踏む」とか勝手な指示をしてみんなを右往左往させるというものでした。
ドタバタだったけど客も座員もハイテンション。
アクシデントがあったけどいつも以上に楽しめたねーってかんじで。

と、思ってたら劇団一男前の美佳さんが「うち、なんかスッキリせーへんわー。予定通り白浪11人衆やりたいわー」と言い出す。さっき客を前に激怒してちょっと客を引かせてしまった事を反省されたのかと思います。
お詫びにもうひと盛り上がりしてもらいましょーという男っぷりのよさ。
もちろん客席は大盛り上がり。「観たい観たいーーー」と叫びます。

舞台はまくが閉まったままで、幕の内側は使い物になりませんから、幕の外の狭い空間で11人がシリウスの白浪5人衆の替え歌、飛龍劇団バージョンの11人衆を踊ります。
「狭い空間でどんだけうまく踊れるか挑戦やで」と煽る座長に応えようと頑張って踊る座員ひとりひとりを見ていると「あぁ、ほんまにええ劇団やなぁ」としみじみ思います。

しばらく大阪には戻られないようなのが寂しいですが、戻られたら必ずかけつけて「飛龍さん、だ〜〜〜〜〜いすき」と盛り上がりたいと思います。
楽しみだ〜〜♪

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